しんかい船47号の旅

未知の場所へ訪問する旅

三室戸寺の狛牛・狛兎・狛蛇たち その2

三室戸寺の狛牛・狛兎たち
三室戸寺13
三室戸寺の本堂
三室戸寺10
本堂の前に狛犬ではないが狛牛と狛兎が鎮座しています

狛牛・勝運の牛
三室戸寺17
三室戸寺に観音詣でをしていた富右衛門というお百姓が飼っていた
弱々しい牛が、観音様のご利益で立派な牛になり、 地域一番の
権兵衛の牛に戦い勝ち、その時に得た報奨金をもとに、牛の仲買人
として成功したという故事による。
この宝勝牛がくわえている牛玉の観音様に触れると、
勝運に恵まれるといいます。(寺の説明文抜粋)

三室戸寺14
三室戸寺の本堂前に石で造られた大きな牛の像が狛犬のように鎮座しています。
大きく開いた口中には石の玉があり、これを撫でると勝運がつくといわれ、
宝勝牛と名付けられています。
牛の腹には小さな覗き窓があり、そこから胎内におさめられた牛の木像が見えます
(寺説明文から)
狛兎
三室戸寺15
三室戸寺本堂前に狛牛と対面して兎が安置されています。狛犬ならぬ狛兎です。

三室戸寺のある地域は、古来より、菟道(うじ)と称され、宇治の中心地でもありました。
仁徳天皇の弟、菟道稚郎子は宇治天皇とも称され、一時皇位についた可能性もあります。
この菟道稚郎子は応神天皇と宇治の豪族、和邇氏の娘との間に生まれた皇子で、
宇治の本拠としていたので、こう呼称されていたのでありましょう。

菟道稚郎子が宇治に来た際、兎が道案内したとの伝承もあり、兎と縁があります。
因みに、菟道稚郎子は日本書記に、菟道の山の上に葬られたとありますが、
当山本堂の裏山の古墳が、稚郎子のものだといわれています。

また、当山所蔵の摩尼宝珠曼荼羅ないし文書に記されている生身不動明王は、
月を人格化したものであり、足下に兎が表現されています。

狛兎は、御影石製で、高さ150cm、幅90cmの巨大なものです。
兎は、幅60cmの大きな玉を抱いていますが、玉の中に卵型の石があり、
それが立てば願いが通じると云われています。(寺の説明文)

狛蛇・宇賀神
三室戸寺7
三室戸寺にとっては、狛牛・狛兎に続く「狛蛇」ともいえる像で巳年には人気が出ました。
財運・金運の蛇神で、頭は老翁、体は蛇で蓮に乗る姿をとっています。
宇賀神を撫でると、財運(金運)・良運がつくといわれています。

寺にはカニを助けた娘が蛇に嫁入りを迫られ、カニが蛇を退治した伝承があり、
娘が蛇の供養のために奉納したと伝わる宇賀神の木像(非公開)がある。
寺は気軽に触れてもらおうと、木像に似せた石像を新設した。
蛇の尾には金運、翁のひげには健康長寿の御利益があるとされ、
伊丹光恭住職は「カニの恩返し次は蛇が恩返しする番、触りに来て」とPR

松尾芭蕉の句碑
三室戸寺21
 山吹や宇治の焙炉の匂ふとき

三室戸寺のの萩の花
三室戸寺22

西国札所10番寺として有名です
昔は三室でなく御室と呼称したそうですが、下記に案内です
<白河法皇の皇子、静証法親王は当寺にお入りになり隆明大僧正を師
として修習されたので、御室戸宮と号せられた。
当寺創建以来、光仁、花山、白河三帝の離宮になったため、この頃から、
御の字を、三、に替え、三室戸寺と称するようになった。>(寺の説明文抜粋)


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